02.ナレッジ

14年・2500超のアカウント運用データから見る、eラーニングシステム導入で「失敗する会社」の共通

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せっかく予算をとってeラーニングシステム(LMS)を導入したのに、「現場が使ってくれない」「管理の手間が逆に増えた」と後悔する企業は後を絶ちません。システム選びは、一度導入すると簡単には乗り換えられないため、絶対に失敗が許されない重要な決断です。

これまで14年間、500社・2万人以上の学習環境を支えてきたedulio(エデュリオ)の運用データから紐解くと、導入に失敗してしまう会社には「人間の認知メカニズムに反したシステム選びをしている」という明確な共通点があることがわかりました。

本記事では、心理学や認知科学の視点から、自社のシステム選びを絶対に成功させるために回避すべき「3つの落とし穴」を解説します。

1. 認知負荷を爆発させる「多機能主義」の罠

もっとも陥りやすい失敗が、比較表の「〇×」だけを見て、とにかく機能が多いシステムを選んでしまうことです。これは、教育心理学における「認知負荷理論(Cognitive Load Theory)」の観点から見ると最悪の選択と言えます。

学習者の脳の処理能力(ワーキングメモリ)には限界があります。使わない機能のボタンが画面上に溢れていると、学習内容そのものではなく、「どこを押せばいいのか」「どう操作するのか」という**無関連負荷(学習に直接関係ないストレス)**に脳のエネルギーが奪われてしまいます。

さらに、心理学「ヒックの法則(選択肢が増えるほど、決断に時間がかかる法則)」が働き、受講者は「面倒くさい」と感じて学習から離脱してしまいます。

システム選びで重要なのは、「何ができるか」よりも「自社の目的を、どれだけ迷わずシンプルに達成できるか(認知負荷を下げられるか)」です。

2. 「注意の残存」を引き起こすハイブリッド運営の見落とし

動画を配信するだけのシステムを選んでしまい、後から管理工数が爆発するケースも非常に多いです。現代の研修は、オンライン動画だけでなく、Zoomウェビナーや対面研修を組み合わせた「ハイブリッド運営」が主流です。

「動画はLMS」「対面研修の予約はGoogleフォーム」「出欠管理はExcel」「URLの案内はメール」とツールが分断されていると、管理者が大変なのはもちろん、受講者の集中力も著しく低下します。

ワシントン大学のソフィー・ルロイ博士の研究で実証された「注意の残存(Attention Residue)」という現象があります。人間は別のツールやタスクに切り替える際、前のタスクに注意力が残ってしまい、新しいタスクへの集中力やパフォーマンスが低下してしまうのです。

edulioのように、動画配信とあわせて「予約管理機能」や「テスト機能」も標準搭載されているオールインワンのシステムを選べば、ツールを切り替えることなくシームレスに学習を進められるため、高い集中力を維持できます。

3. 「フロー状態」を破壊する安定性の軽視

初期費用の安さや見た目のデザインだけで選び、インフラの強さを見落とした結果、最も大切な場面でトラブルに見舞われるケースです。

「動画が途中で止まる」「アクセス集中でログインできない」といったインフラの不安定さは、心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱した、人が最も高いパフォーマンスを発揮する「フロー状態(超集中状態)」を一瞬にして破壊します。一度途切れた集中力を元の状態に戻すには、約20分以上の時間が必要だと言われています。

さらに、システムエラーが頻発すると、受講者は「学習性無力感(何をしても無駄だと学習してしまう心理状態)」に陥り、システムを開くことすら避けるようになります。

導入前に必ず、そのシステムが何年の運用実績を持っているか、そして稼働率はどの程度かをチェックしてください。edulioは、14年の運用実績の中で稼働率99.9%という極めて高い安定性を誇り、学習者のフロー状態を守り抜きます。

稟議を通し、確実に成功させるシステム選びを

eラーニングシステムの導入失敗は、「人間の学習メカニズム」を理解し、それに寄り添ったシステムを選ぶことで100%防ぐことができます。自社の課題を解決できる実績を持った、信頼できるパートナーを選びましょう。

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