「見たふりはすぐにバレる」。受講状況の可視化で実技研修の質を変え、業界の健全化を目指すeラーニング活用法
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導入サマリー
株式会社スマートプラス様は、仙台を拠点に不動産の外装(外壁塗装など)コンサルティングや、全国のリフォーム会社に向けた「外装事業スタートアップ研修」、そして報告書作成アプリ「REPORT KING」の開発・販売を展開しています。
外装事業を「家を守るお医者さん」と例え、業界全体の健全化と評価向上に熱い情熱を注ぐ代表取締役の和田憲治氏に、実技と座学を切り分ける圧倒的に効率的なeラーニング活用法をお伺いしました。
第1章:復興支援から全国へ。現場のプロが直面した「座学」の非効率
ーー まず初めに、現在の外装コンサルティングや研修事業を始められたきっかけを教えてください。
和田氏: 元々は仙台で復興支援を兼ねて住宅リフォーム事業を始めようと思ったのが起業のきっかけです。震災で建物が動き、ひび割れなどの外装トラブルで困っている方が非常に多かったため、外装リフォームを主軸に展開しました。
その後、事業が順調に伸び、全国的に展開できる形態に変えたいと考えた時に、当社の受注ノウハウを提供する外装工事管理システムを作りました。すると「同時に研修もやってほしい」という声が圧倒的に多く、研修事業をスタートすることになりました。
ーー 研修事業において、eラーニングを導入しようと思ったのはなぜですか?
和田氏: 研修をしていく中で、基礎的な「座学」のために私が全国各地へ足を運ぶのは非常に効率が悪いと感じたからです。
外装事業はいわば「家を守るお医者さん」です。お医者さんが全く知識を持たずに患者さん(お客様)の前に立つわけにはいきません。それなのに、この業界は知識のない方でも契約を取っている人がいっぱいいます。だからこそ、研修教育を通じて知識を向上させることが業界の健全化に繋がると信じていました。
そこで、座学に関しては事前にeラーニングで学んでいただき、その上で実技研修を受けてもらった方が、より早く確実な結果に結びつくのではないかと考えました。
第2章:1時間から「8分」へ。試行錯誤で辿り着いた動画の最適解
ーー edulioを知ったきっかけと、導入の決め手は何でしたか?
和田氏: たまたまパンダスタジオ仙台で研修動画を録っていた時に、「何か良いeラーニングはないですか?」と相談したところ、edulioを紹介していただきました。
シンプルで、しかもすごく低コストで運用できると聞いて調べてみたら、本当に安くて。最初の運用コストの低さにはびっくりしましたね。松野さん(edulio代表)から詳しく説明をお聞きし、改めてすごく使いやすいと思ったので、その場で何も迷わずに即申し込みをしました。
ーー 実際に研修動画の配信を始めてみて、いかがでしたか?
和田氏: 最初は1時間程度の番組を3つ録ったのですが、「長くて見られない」「寝てしまう」といった声があがりました。1回目がそれでうまくいかなかったので、色々なYouTuberなどを参考にし、1つの動画を「8分以内」に収めるように作り直しました。
それを47番組作り、テストも5つに分けて……と、準備だけで2ヶ月ほどかけて作り込みました。
「eラーニングの専門家でなくても直感的に使える。複雑な知識や操作がいらない圧倒的なシンプルさが最大のメリットです」
和田氏: 最初使いやすいと思って導入しましたが、想像以上にシンプルで使いやすいですね。我々はeラーニングの専門家ではないので、操作が直感的なのは大きなポイントです。
第3章:「見たふり」は通用しない。学習状況の可視化がもたらす本気度
ーー edulio導入後、研修の効果に変化はありましたか?
和田氏: 当社では、「このeラーニング動画(合計6時間半)をきちんと受講しないと、私の実技研修に参加できない」という非常に厳しいルールを導入しています。
研修で話す用語の意味が分かっていないと、理解が深まりません。事前に座学をしっかり理解した上で実技に臨んでもらうことで、研修の理解度がより深まり、大きな結果に繋がります。「これだけやれば研修は半分成功したようなもの」という声もあるほどで、座学とOJT(実技)を分けて研修しやすくなり、導入効果は非常に高いです。
ーー 受講者がきちんと動画を見ているか、どうやって確認しているのでしょうか?
和田氏: edulioの最大のメリットは、受講者が勉強をやったかやっていないかを「可視化」できる点です。
動画を送った後に「勉強しましたか?」と聞けば、みんな「しました」と言います。でも実際はしていない人もいるのが世の常です。当社は企業様からお金をいただいて研修をしている以上、確実に結果を出さなければならず、「受講者のやる気がないせい」とは言い訳できません。
「edulioを使えば受講状況が全部可視化できる。やってない人はすぐにわかるし、見たふりもすぐにバレる。そこが最高です」
和田氏: 最初は皆「どうせバレないだろう」と思っているのですが、途中で受講状況の結果を全部突きつけます。「こちらでこれだけ状況を把握していますよ」と。そうするとみんな焦って、本気でしっかりとやるようになります。こういう使い方ができるので非常に便利ですね。
第4章:正直者がバカを見ない。正しく評価される業界を目指して
ーー 最後に、今後の事業展望と外装業界への想いをお聞かせください。
和田氏: 外装というのは、契約までは聞こえの良いことを言って、実際の施工時には適当に薄塗りしてごまかして終わらせることもできてしまう業界です。そういう部分を可視化できるようにしたいし、お客様が普通に気付けるようにしたいと思っています。
私が今でも現場に出て屋根に上り、実地でやっていることに、システムや研修、御社のサービスをうまくリンクさせていけば、他の資本が絶対に入ってこない領域を作れるはずです。当社がその一端を担うことで、業界全体が正しく評価されるようになってほしい。
「正直者がバカを見ない業界にしたい」「正しく働いた人がしっかりと稼げる業界を作りたい」。その気持ちだけは変わらないです。
ーー 本日は熱いお話をありがとうございました!