01.インタビュー

求められるのは「Good enough(必要十分)」。直感的な操作と誠実なサポートで選ぶ、IT研修プロのeラーニング活用法

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導入サマリー

  • 抱えていた課題: 世の中には高価で多機能なシステムが溢れているが、現場が求めているのは「必要最小限でシンプルに使える」インフラだった。
  • edulio導入の決め手: クラウドベースで自社の事業条件に合致しつつ、圧倒的にリーズナブルな価格設定。マニュアル不要の直感的な操作性。
  • 導入後の効果: 導入から長年、配信トラブルやクレームはゼロ。細かい要望に対する「前向きで誠実なアップデート」により、長期的に安心して運用できる環境を実現。

  • ICTコミュニケーションズ株式会社様は、サイボウズ社製品(kintone、サイボウズOffice、Garoon等)を中心とした法人向けIT研修事業や、「Prezi(プレジ)」等のプレゼンテーション制作支援事業を展開しています。

    ITツールの利活用を教えるプロフェッショナルは、自社の教育インフラとしてどのような基準でシステムを選んだのでしょうか。代表取締役CEOの内野良昭氏に、eラーニングシステムにおける「最適解」についてお話を伺いました。

    第1章:多機能・高機能は本当に必要か? 現場が求める「必要十分」

    ーー はじめに、eラーニングシステムを導入する際、どのような基準でシステムを探されていたのでしょうか?

    内野氏: まず、僕を含めた一般的なユーザーは、eラーニングシステムにそこまでの「高機能性」を求めていないと思っています。

    世の中には高価で多機能・高機能、さらにものすごく融通が利くシステムもたくさんありますが、実際にそんなにたくさんの機能があっても、おそらく使いきれません。であれば、私たちがeラーニングに求めるのは、一定の水準を満たした「これで十分」というレベルでいいのかな、と。

    導入前は、必要最小限というか、シンプルで使いやすいものであればOKだと思っていました。

    第2章:IT研修のプロが即決した、クラウド基盤と圧倒的なコスト感

    ーー その中で、edulioの導入を決めたポイントは何だったのでしょうか?

    内野氏: はじまりは松野さん(edulio代表)とシェアオフィスで知り合ったご縁ですが、僕は長くIT研修の業界にいるので、eラーニングのインフラ関係の知識や経験値から、「どのメーカーがどのくらいのものを提供しているか」はおおよそ分かっていました。

    その中でedulioのサービス内容は、僕が考えていた水準をしっかりと満たしていました。特にクラウドでインフラが作られている点は当社の事業と非常に合致しており、その上で料金的にも非常にリーズナブルでした。

    他社のシステムにも一応目は通しましたが、機能や価格面でedulioが水準を満たしていたので、詳しい検証や比較はほとんどせずに導入を決めました。導入からもう5〜6年経ちますが、今までクレームや大きな配信トラブルは特に起きていません。

    第3章:マニュアル不要の直感操作と、安心できる「誠実なアップデート」

    ーー 長くご利用いただいている中で、特に気に入っている点はありますか?

    内野氏: edulioはシステムの改定を頻繁に行っており、常にバージョンアップして良くなっているという意味で、安心してお付き合いできる点が気に入っています。

    例えば「もうちょっとこうしてくれたらいいのに」という細かい要望を連絡すると、「〇〇までに改定の見込みです」「それは課題として受け止めます」と非常に紳士的に対応してくれます。このような「改善に対する前向きさ」は、ユーザーとして非常にありがたいですね。

    「マニュアルやヘルプを見なくても、直感的に『こう使えばいいんだな』と分かる。機能が追加されてもストレスがありません」

    内野氏: 操作面も割と直感的にわかるので、あまり細かくマニュアルを見なくても使えています。サイトスピードも速く、全体的にストレスなく使える点がいいですね。

    実は新機能の案内をいただいても、すべての機能を使っているわけではありません。でも言い換えれば、初期の機能のままでも「必要な機能は満たされている」ということです。

    要は、edulioは「Good enough(必要十分)」なんです。決して万能ではないかもしれないけれど、ちょうどいい。あまり高い機能を求めず、手軽に気軽に使いたい方には非常に快適なシステムだと捉えています。

    第4章:過度な管理は本末転倒。学習者のモチベーションをどう引き出すか

    ーー 実際にeラーニングを運用される中で、課題に感じていることはありますか?

    内野氏: 課題があるとすれば、受講者のモチベーション維持ですね。 当社の講座は基本的に「自分の意志で好きなタイミングで見てください」という自習スタイルです。そのため、最初に3分の1くらいを一気に見て、それ以降アクセスが止まってしまう方が結構いらっしゃいます。

    eラーニングを最後まで受講しない理由は「忙しい」「理解している範囲だった」など様々だと思いますが、途中で止まっている人の背中を押して、進捗率や受講率を上げるような機能や仕組みがあればいいなとは思っています。

    「学習効果を上げるために使うのであって、システムに依存してガチガチに管理しようとすれば本末転倒になります」

    内野氏: 長年eラーニングを提供してきた経験上、きっちり管理しようとしても結局うまくいかないことが多いです。最終的な目的は「学習効果を上げること」であり、そこの線引きを間違えないようにしたいですね。

    だからこそ、使う範囲やシステムに求める機能は本当にシンプルでいい。突き詰めると、最終的にはやっぱり「Good enough」というところに落ち着くのだと思います。

    第5章:今後の展望と「伝える力」のサポート

    ーー 最後に、今後の事業展開についてお聞かせください。

    内野氏: 今後は、プレゼンテーション制作の事業にも注力していきたいと思っています。 パワーポイント作りが苦手な方が作ると、文字ばかりになってしまい、見栄えの問題だけでなく相手に自分の意図が伝わりません。

    そんなユーザーが資料作りに困った際に、「飽きさせない資料作りのお手伝いをさせていただきます」「プレゼンをもっとかっこよくします」と、Preziやパワーポイントを使った資料作成代行の形で、事業を拡大していきたいと考えています。

    ーー 本日は貴重なお話をありがとうございました!


    企業情報

  • 会社名: ICTコミュニケーションズ株式会社
  • 設立: 2010年4月
  • 事業内容: ICTに関する教育・研修・セミナーの企画運営、ICT研修コンテンツの企画制作、認定資格制度策定および運営、プレゼンテーション・動画などのコンテンツ制作
  • 担当者名: 代表取締役CEO 内野 良昭氏
  • edulio導入時期: 2013年