「マニュアル不要」の使いやすさが決め手。通勤時間を学びに変える、プロジェクトマネジメント教育のeラーニング活用法
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導入サマリー
日本プロジェクトソリューションズ株式会社様は、「プロジェクトマネジメント」を主軸に、コンサルティングによる実務支援や、企業研修・BtoC向けのeラーニングサービスといった教育研修事業を展開しています。
満員電車の光景から着想を得たというeラーニング事業の立ち上げ秘話や、BtoCならではのシステム選定基準、そして「映像を通じた伝え方」の極意について、代表取締役社長の伊藤大輔氏にお話を伺いました。
第1章:満員電車での気づき。「時間と場所の制約がない学び」を目指して
ーー eラーニングを利用した教育研修事業を始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
伊藤氏: 今から5年以上前になりますが、ある朝、満員電車に乗っていると多くの人がスマートフォンのゲームで遊んでいました。それを見て、「この時間を使って、時間と場所を選ばない学びの場を提供できたらどうだろう」と考えたんです。
もし30分ほどの通勤時間を学習にあてることができれば、忙しいビジネスパーソンでも隙間時間で効率的にスキルアップができます。当時はオーディオブックのような音声学習もありましたが、「次は絶対に映像の時代だ」と確信し、スマートフォンでの動画配信によるBtoC向けeラーニングサービスの構想を始めました。
第2章:システム選びの絶対条件は「マニュアル無しで8割使える」こと
ーー 比較検討を進める中で、edulioの導入を決めたポイントを教えてください。
伊藤氏: 導入の決め手としてもっとも重要視したのは「使いやすさ」です。弊社の従業員はさまざまなお客様先で仕事をしているため、一斉に集まってシステムの操作方法を学ぶ研修会を開くのが難しい環境にあります。
「マニュアルを読み込まなくても、基本操作の8割を直感的に理解できる。それが導入の絶対条件でした」
伊藤氏: これは受講されるお客様側にとっても同じです。「いかに使いやすいか」というユーザー視点で評価し、お客様も「マニュアル無しでストレスなく8割利用できる」という点が、edulio導入の最大の決め手になりました。
また、検討段階から動画の撮影方法やデータ容量の圧縮方法など、さまざまな相談に対して非常に丁寧なサポートをいただいたことも大きかったです。
第3章:事務局の負担を劇的に減らす「かゆい所に手が届く」機能
ーー 実際にedulioを利用してみて、気に入っている機能はありますか?
伊藤氏: 本当に便利だなと思ったのは、「未受講者に対して独自のメールを送る機能」ですね。 例えば大手企業様の1,000名近いユーザーに対しても、「未受講」のボタンを押して独自のメールを書き、数秒待てば対象者への配信が完了します。あって当たり前に感じる機能ですが、このリテンション(受講促進)のメールが簡単に送れるかどうかで、事務局のオペレーション効率が全く変わってきます。
このメールによって受講率は上がり、結果的にお客様の人事部の方からの安心感や信頼感にもつながっています。
ーー システムの要望などは出されましたか?
伊藤氏: 実は「領収書を自動発行する機能」がとても便利で気に入っています。 もともとは無かった機能なのですが、松野さん(edulio代表)とお話しする中で「BtoC展開において領収書の発行で困っている」と相談したところ、その後すぐに開発していただいたんです。
おかげで領収書を手動で発行するオペレーションが完全になくなり、担当スタッフがとても喜んでいました。何より、領収書がすぐに欲しいお客様に喜ばれています。ユーザー視点で機能追加を検討していただけたのは本当に嬉しかったですね。
第4章:カメラの向こうへ届ける「150%の熱量」と相乗効果
ーー eラーニング用のコンテンツを作成する上で、工夫されているポイントはありますか?
伊藤氏: eラーニングはカメラという中間媒体を通すため、どうしても講師の「熱量」が伝わりづらいという課題があります。そのため、撮影時は「150%の表現」を意識しています。表情やオーバージェスチャーなど非言語コミュニケーションを大げさに入れることで、映像になった際にちょうど「100%」伝わるんです。
動画の長さについては、一般的に5分や15分が良いと言われますが、弊社が扱う経営やプロジェクトマネジメントといった分野は「ストーリー」で繋がっていることが多いため、逆に細切れにすると理解しづらくなります。そのため、弊社ではあえて「30分」という長さにこだわっていますが、お客様から長いというお声はいただいたことがありません。
「先にeラーニング用の動画を撮影することで、コンテンツがブラッシュアップされ、実際の企業研修のクオリティも跳ね上がるんです」
伊藤氏: eラーニング事業を始めてから、新しい研修コンテンツは「まず動画を撮影し、その後オンサイト(対面)の企業研修を実施する」という流れになりました。映像を見返すことで「ここはこうすべきだった」と客観的に修正できるからです。ミュージシャンが、新曲をしっかりレコーディングしてからライブで披露するのと同じ感覚ですね。
第5章:講師を守り、受講者を笑顔にする「学びのインフラ」
ーー 最後に、eラーニングの今後の可能性についてお聞かせください。
伊藤氏: 「地方都市だと移動費も時間もかかって研修を受講するのが大変だ」という悩みを解決するために、時間と場所の制約がないeラーニングを始めました。今では受講者の方から「仕事にどう活かせるか」という熱意あるフィードバックや感謝の声をたくさんいただけるようになり、本当に始めてよかったと思っています。
また、我々のような研修講師にとって、体調不良や突然のアクシデント(交通事故など)で現場に行けなくなるリスクは常にあります。全国を飛び回るだけではいつか疲弊してしまいます。事業を安定継続するためにも、「eラーニングで伝えられることはシステムに任せ、直接伝えるべきものは対面で行う」という使い分けは、多くの研修講師の助けになるはずです。
ーー 本日は貴重なお話をありがとうございました!